ボードゲームソムリエNaokiです。
2015年の中でプレイした数多くのゲームから選抜した
ボードゲームソムリエのベストゲームをまとめました。
他のおすすめ記事とは違い、
ボードゲームソムリエの好みが
とても強く出ていますので、ご了承ください。
選抜基準
- 2015年1月1日から2015年12月31日の間に遊んだゲーム
- ボードゲームソムリエがその中で面白いと思ったゲーム
- 遊びやすさ、入手のしやすさなどは全く考慮しておりません
No.001『ファンフェア』
デザイナー:Inka Brand & Markus Brand & Peter Eggert
Philipp El Alaoui & Friedemann Friese & Michael Rieneck &
Martin Schlegel & Stefan Stadler & Tobias Stapelfeldt & Birgit Stolte
発売年:2010年
入手難易度:★★★★
10人のゲームデザイナーによる遊園地をテーマにしたボードゲーム。
8種のミニゲームがあり、その中から4つを選んで遊ぶのだが、
どれも短時間で笑いが起こるバカバカしいゲームが盛り沢山なところが面白い。
特に手をクレーンとして使うUFOキャッチャーと、
2人で一緒に面白ポーズを真似するジェットコースターは、
なかなか斬新なゲームで、目を見張るものがある。
No.002『ザ・ゲーム』
デザイナー:Steffen Benndorf
発売年:2015年
入手難易度:★
受賞歴:2015年ドイツ年間ゲーム大賞ノミネート作品(※)
※世界で一番権威のあるボードゲームの賞。
箱絵のおぞましさが半端じゃない協力カードゲーム。
協力ゲームはルールがシンプルでないものが多い中、
単純な数字並べを協力ゲームにデザインしたのはお見事。
カードゲームにもかかわらず、その年に出たゲームの中から3つしか選ばれない
世界で一番権威のあるボードゲームの賞にノミネートされ、話題にもなった。
No.003『ティチュー』
(引用:https://www.boardgamegeek.com)
(引用:https://www.boardgamegeek.com)
デザイナー:Urs Hostettler
発売年:1991年
入手難易度:★★
受賞歴:1992年ドイツゲーム賞(※)3位、1999年ドイツゲーム賞7位
※世界のゲームファンの投票によって選ばれる賞。
大富豪をペア戦で行う感じのカードゲーム。
基本は大富豪だが、とてつもないギャンブル性と中毒性を持ち、
これだけをひたすら遊ぶサークルも存在するほどの人気を誇る。
毎年10個しか選ばれない人気投票では、
2度選ばれているところからも、
このゲームの面白さを裏付けていると言えよう。
No.004『8と1/2』
デザイナー:Haim Shafir
発売年:2003年
入手難易度:★★★★
「人生の縮図」とも呼ばれたカードゲーム。
中味はウノのようにシンプルなゲームなのだが、
「人生の縮図」と捉えて遊んでみると、とても盛り上がる。
ゲームの説明や世界観の共有がどれほど大事かを改めて教えてくれた貴重な作品。
No.005『カポネ』
デザイナー:Mark Caines & Anthony Watts
発売年:1993年
入手難易度:★★★★
受賞歴:1994年ドイツゲーム賞2位
ギャングの争いをテーマにした闇商売ゲーム。
ゲーム中、ずっと互いに攻撃しあうゲームなので、
一緒に遊ぶ人はかなり選ぶが、その分、強烈な刺激のあるゲームに仕上がっている。
黄金時代と言われたこの頃に人気投票で2位を獲得したのも頷ける作品。
No.006『ウィンク』
デザイナー:Friedhelm Krahwinkel
発売年:1994年
入手難易度:★★★
他の人にウィンクして当ててもらうという衝撃のカードゲーム。
今となっては、コミュニケーションゲームとして流行りそうだが、
発売年が1994年だったため、ちょっと時代が早すぎた感がある作品。
最近、ちょくちょく再販されてきたようなので、時代がやっと追いついてきたのだろう。
No.007『ノックアウト』
デザイナー:Wolfgang Panning
発売年:1994年
入手難易度:★★★★
受賞歴:1994年ドイツゲーム賞8位
ボクシングをテーマにしたギャンブルゲーム。
ボクシングの緊張感をシンプルな数字比べで実現しているのも見事だが、
これに加えて、どっちが勝つかを他のプレイヤーが賭けるのも面白い。
気の合う友人同士でやれば、盛り上がり間違いなしのボードゲームだ。
No.008『スープぎらい』
デザイナー:Karl-Heinz Schmiel
発売年:1987年
入手難易度:★★★★
ダイエットをテーマにしたかなり昔のボードゲーム。
ウノのようにカードを出していくだけのゲームなのだが、
カードにはカロリーが記載されており、カードを出せない人は、
全て受け取って、カロリーを摂取しなければいけないというから恐ろしい。
他の人を太らせて脱落させるゲームでもあるので、人は選ぶが、
互いにわいわいできるメンバーであれば、おすすめのゲーム。
No.009『ブレーキングアウェイ』
デザイナー:John Harrington
発売年:1991年
入手難易度:★
自転車レースをテーマにしたレースゲームの傑作とも謳われるボードゲーム。
プレイしたとき、漫画の「弱虫ペダル」を読んでいたこともあり、
このボードゲームの自転車レースの再現度に驚いたことを今でも覚えている。
元々、とてつもないレアゲーだったが、今年再販され、入手しやすくなった。
弱虫ペダルなど、自転車に興味ある人はぜひ一度プレイしてほしいボードゲーム。
No.010『ニューオーダー』
デザイナー:本間直樹
発売年:2000年
入手難易度:★★★★★
今や参加者数は1万人を超え、年に3回も開催されるゲームマーケットの
第1回に発売されたとされる幻の同人作品。
小さい消しゴムと数字のカードが2種類入っているだけなのだが、
見た目の可愛さとは違い、凄まじい切れ味を誇るゲーム。
あまりにも入手困難なため、なかなかお目にかかることはできないかもしれないが、
もし出会う機会があったらプレイしてみて欲しい。
以上が、ボードゲームソムリエの2015年にプレイした中のベストゲーム10選でした。
来年も素敵なゲームに出会えますように。
ボードゲームソムリエ Naoki
【注意】入手難易度は執筆時のものです。再販・絶版・流通状況により変わります。