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ボードゲームコラム

フジテレビ『ステキな二番煎じ!!』にて、ボードゲームの専門家として出演しました!

先日、「ステキな二番煎じ!!」という番組にボードゲームの専門家として出演しました。

この番組は「昭和・平成の大ヒット商品を令和に再ブレイクするプロジェクト」をテーマにしている番組です。

今回はそのプロジェクトでタカラトミーさんの製品がプロジェクトに取り上げられました。

参考:https://tver.jp/episodes/eph8i8l4a4

タカラトミーといえば、おもちゃ業界の二大巨頭の1つです。

当然、数え切れないほど、様々なヒット玩具がありますが、
今回はその中から、8000万個を売り上げた玩具に番組が目をつけました。

それがこの「ビーダマン」というおもちゃです。

1993年に発売が開始、おなかからビー玉を発射するおもちゃとして、売上総数は8000万個以上とのこと。

ちなみに自分は存在は知っていましたが、遊んだことはなかったです。

そして、この「ビーダマン」は今は簡単に手に入らない商品となっているのですが、
実は2年半前にこの「ビーダマン」に代わる、まさに「令和のビーダマン」と言われる製品が誕生していました。

それがこの「ボトルマン」というおもちゃです。

ペットボトルのふたを使って発射して遊ぶおもちゃなのですが、
自分は今回の番組企画をいただくまで、恐れながらこのおもちゃの存在を知りませんでした。

たしかに今の時代、ビー玉は昔と違って、簡単に手に入れることはできなくなったので、
後継というポジションとしては納得のいくおもちゃですね。

その「ボトルマン」を大人にも遊んでもらうというのが、今回の番組のミッションでした。

このミッションを達成するために、まず番組は人気お笑い芸人でもあり、
ゲームクリエイターでもある「マヂカルラブリー」に企画の打ち合わせをしてもらいました。

すると、2人から出たアイデアは、eスポーツが流行っているので「スポーツとしてルールをつくる」こと、
公式マットのようなものを使って「ボードゲーム化をする」ことの2点をあげました。

自分は「ビーダマン」を遊んだことがなかったのですが、どうやらビーダマンには、
「的を撃つ」のような公式ルールがないようで、これを公式ルールとして作るのはたしかにアリかもしれません。

そして、ボードゲーム化することでお声がかかったのが、自分でした。

紹介VTRでは、少し盛ってる気もしますが(笑)、素敵なご紹介をしていただいて、ありがとうございました。

ちなみにゲストで出演されている尾上松也さんは、かなりの数のボードゲームを所有しているらしく、
番組内で「自分に会いたい」と言ってくださったのは、正直、嬉しかったです(笑)

さて、肝心のスポーツゲームですが、企画段階では、20個以上の中から、
以下の3つのルールが採用され、早速、自分も体験してみました。

率直な感想ですと、やはり純粋に何かを狙って発射するというアクションは
王道ながら面白いと改めて実感しました。

そこに様々なスポーツに見立てたルールで構成することで、様々な
バリエーションが生まれるところもユニークでしたね。

ひととおり体験した後、社員の方と打ち合わせをしたときには、
ボードゲームには意外と狙うゲームで有名な作品があんまりない
(アクションゲームでは崩さないものが圧倒的に多い)
ので、良いポジションニングになりそうだと感じました。

また、普通のボードゲームと違って、玉を発射する機体の
バリエーションがとても豊富なため、スポーツのルールによって、
機体を選ぶという部分も戦略として面白くなるのではと思いました。

そして、自分の登場パートが終わり、最後は完成品のお披露目です。

見た目もかっこよく、実際に遊んでみても、すごい白熱していました。

そして、この完成したゲームを様々な場所に設置して、
実際に遊んだお客さんの反応をみて、番組は終了になります。

実際、今回のお仕事をさせてもらって、まさか、タカラトミーのおもちゃに対して、
何かコメントをする日が来るとは思っていませんでした。

少し不安もありましたが、実際に遊んで話してみると、
案外、ボードゲームの知見がおもちゃにも反映できるとわかったのは、
個人的にはとても気づきになりましたね。

素敵な機会をありがとうございました。
また、ご縁がありましたら、よろしくおねがいします。

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