ボードゲームソムリエNaokiです。
2015年の中でプレイした数多くのゲームから選抜した
キワモノゲーム(※)をまとめました。
※ぶっ飛んだゲーム
他のおすすめ記事とは違い、ボードゲームソムリエが、
面白さよりも「とにかくぶっ飛んでいる(笑)」ことを
前提に選んだゲームなので、遊ぶ際はご注意を。
選抜基準
- 2015年1月1日から2015年12月31日の間に遊んだゲーム
- ボードゲームソムリエがぶっ飛んでいると思ったゲーム
- 遊びやすさ、入手のしやすさなどは全く考慮しておりません
N0.001『100』
デザイナー:Karsten Adlung & Bernhard Naegele
発売年:2014年
入手難易度:★★★
とても小さい箱に入るカードだけでしかゲームをつくらない
ゲーマー御用達メーカー「アドルング」の記念すべき100個目の作品。
なんとこのゲーム、100個目ということ以外、
タイトルの100という数字に意味はない(笑)
そのあまりにも思い切りが良すぎる衝撃に魅了され、10選入り。
一発ネタとしてはなかなか強烈な作品。
No.002『君はロボット』
デザイナー:Alain Rivollet
発売年:2009年
入手難易度:★★★
1人がロボット、もう1人が博士となって、ポーズをとるペア戦ゲーム。
このゲーム、ロボットも博士も話すことができず、博士は数枚のカードを使って、
ロボットを動かし、指定のポーズにしなければならない。
このポーズがぶっ飛んだものばかりで、見る側もやる側も終始、爆笑の嵐。
場所と人はすごく選ぶが、その分、とても盛り上がるゲーム。
No.003『ヤイカーズ』
デザイナー:詳細不明
発売年:2009年
入手難易度:★★★
超強力な磁石をただただ置いていくシンプルなゲーム。
あまりに磁石が強力すぎて、近づけると携帯が壊れるため、
流通が難しく、あまり売られていないゲームでもある。
そこさえ気をつければ、短時間で遊べるお手軽ゲーム。
No.004『ケンブルカスケード』
デザイナー:Anders Tyrland & Olle Tyrland
発売年:2014年
入手難易度:★
TVゲームでも王道のシューティングゲームをボードゲーム化したという異色の作品。
それを作ろうというだけでもすごいが、途中でアイテムをとってパワーアップしたり、
ラスボスはボード全体に登場したりと、想像以上に完成度が高いのにも驚いた。
他のプレイヤーに妨害する攻撃もできるので、少し人を選ぶが、
今までにないボードゲームをやってみたい人にはおすすめできる作品。
No.005『ハンディ』
デザイナー:Chris Handy
発売年:2005年
入手難易度:★★★★
ボールをできる限り落とさないようにする見たまんまのボードゲーム。
どの指とどの指でボールを挟まなければならないという指示が
ひたすら出てくるルールから、巷では「指ツイスター」とも呼ばれている。
日常では使わない指の動きをするため、もし、プレイするときは、
指がつらないようにストレッチをしておくことをおすすめします。
No.006『スパゲッティゲーム』
デザイナー:不明
発売年:不明
入手難易度:★★★★
とてつもない大きさのインパクトを誇るボードゲーム。
フォークをくるくる回して、スパゲッティを巻き取るシュールなギミックと
見た目だけで終わらない意外と夢中になる面白さが癖になる。
これぞアナログ!といった感じが全開のゲームなので、
なかなかお目にかかれないが、機会があれば、ぜひ一度試してみてはどうだろう。
No.007『震災復興カードゲーム』
デザイナー:北条投了
発売年:2011年
入手難易度:★★★
時事ネタをボードゲームにするのが、有名なデザイナーの作品で、
まさかの2011年にこれを発表するメンタルは正直すごい。
だが、中身は非常に真面目で完成度の高いゲームに仕上がっており、
想像していたものとは全く違う世界に驚かされる。
さらに驚嘆すべきは、このゲームの売上の一部がリアルに復興支援に
使われている事実であり、さすが数々の時事ネタをゲームにしてきた
プロであることを再認識したゲームでもあった。
No.008『ゲップ』
デザイナー:Harald Bilz & Peter Gutbrod & Rainer Kroehn
発売年:1995年
入手難易度:★★★★
ボードゲームの中では珍しい石を使ったボードゲーム。
さらに珍しいのは、石と木を使って、橋をつくるというテーマ。
正直、とてつもなく難しく、なかなか渡れる橋をつくれない(笑)
ゲームが終わった後も、参加者全員で、ただ黙々と橋をつくっていたりと、
なかなかの中毒性とインパクトを誇るボードゲーム。
No.009『お蜜柑様』
デザイナー:かk
発売年:2014年
入手難易度:★★★★
本物のお蜜柑を購入しなければ遊べないという衝撃のゲーム。
ちなみに自分がプレイしたときは、みかんが売っていなかったので、
オレンジでのプレイになりました(笑)
ゲームは、自分が崇めるお蜜柑様の宗派(みかんを触るなど)をやって、
他のプレイヤーの宗派を当てたり、当てられないように工夫したりするぶっとんだ内容。
こんな感じを8人でプレイすると、外から見ると危ない人達になりますが、
間違いなく、日本が世界に誇るぶっ飛んだボードゲームの1つといえるでしょう。
No.010『アラーライ シュピーラライ』
デザイナー:Reiner Knizia
発売年:1994年
入手難易度:★★★★★
有名デザイナーによる世界に限定100個しか存在しない幻の作品。
全部で6個のお手軽なゲームが遊べるのだが、
6個全てが無駄に分厚い6枚の豪華木製ボードなのがスゴい。
さらにワイン1本まるまる入れることのできるスペースが設けられており、
まさに超豪華仕様と呼ぶのにふさわしいゲームと言えるだろう。
(飲みながら遊ぼう!ということなのだろうか?)
以上が、ボードゲームソムリエの2015年にプレイした中のキワモノゲーム10選でした。
来年もぶっ飛んだゲームに出会えますように(笑)
ボードゲームソムリエ Naoki
【注意】入手難易度は執筆時のものです。再販・絶版・流通状況により変わります。