ボードゲームソムリエNaokiです。
2017年に遊んだ多くのゲームの中から選抜した
ボードゲームソムリエのベストゲームをまとめました。
他のおすすめ記事とは違い、
ボードゲームソムリエの好みが
とても強く出ておりますが、ご了承ください。
選抜基準
- 2017年1月1日から2017年12月31日の間に遊んだゲーム
- ボードゲームソムリエがその中で面白いと思ったゲーム
- 遊びやすさ、入手のしやすさなどは全く考慮しておりません
No.001『ノッティンガムのシェリフ』
デザイナー:Sérgio Halaban & André Zatz
発売年:2014年
入手難易度:★★
輸入禁止品を持って、税関を通過するゲーム。
1人が税関役(写真のおっさん笑)になり、
他の人が禁止品を持っているかどうかをチェックする。
摘発できれば、その禁止品を没収することができるが、
逆に入ってなかったら税関役が迷惑料を支払わければならない。
シンプルな駆け引きながら、とにかくドキドキするゲーム。
仲の良い友人たちとわいわいやるのがオススメ。
No.002『ヒット Z ロード』
デザイナー:Martin Wallace
発売年:2016年
入手難易度:★
ゾンビから逃げて生き残ることを目指すサバイバルゲーム。
ゾンビと戦って勝てばいいわけではなく、戦いすぎると、
いつのまにか追い込まれているので、コントロールしなければならないのが面白い。
そして、特筆すべきは、世界観の凝ったコンポーネントとテーマ。
箱絵の擦れた感じのデザインや、手書き風のマークやビンの蓋を模したチップなど、
ゲームシステム以外のこだわりも必見のゲーム。
No.003『ポンジスキーム』
デザイナー:Jesse Li
発売年:2015年
入手難易度:★★
有名な詐欺事件をモチーフにした台湾のボードゲーム。
大量にお金を借りて、その返済に追われるシステムになっており、
誰かが破産するまでゲームが終わらないため、かなりシビアなゲーム。
ただキツイゲームではなく、その借りたお金でうまくお金を稼ぐ戦略を練るのが
シンプルながら、奥の深いゲームになっており、面白いゲームに仕上がっている。
No.004『ハステヴォルテ』
デザイナー:Michael Kiesling & Wolfgang Kramer
発売年:1997年
入手難易度:★★★★
お題にあった言葉を考えて、たくさん言うほど得点が稼げるワードゲーム。
ただし、言葉は他の人とかぶらないようにしなくてはならず、
さらに発表する前に「自分が何個言えるか」を宣言しなければならない。
そのため、大人数でわいわいやるパーティーゲームでありながら、
パーティーゲームとは思えない濃厚な戦略を楽しめる珍しい作品。
No.005『TVウォーズ』
デザイナー:Bruce Nash
発売年:1987年
入手難易度:★★★★★
視聴率戦争を題材にしたかなり昔のボードゲーム。
アメリカのゲームのため、日本人には馴染みのない番組ばかりだったので、
全て日本の番組に変えてみたのだが、今までで一番大変な和訳だったのはいい思い出。
視聴率が一番高くないと即打ち切りになるので、
TV業界の厳しさがこれでもかと体験できる作品。
No.006『ドラゴンイヤー 10周年記念版』
デザイナー:Stefan Feld
発売年:2017年(本家は2007年)
入手難易度:★
受賞歴:2008年ドイツゲーム賞3位(※)
※世界のゲームファンの投票によって選ばれる賞。
中国では不吉とされる辰年を乗り切るというテーマの人気ゲーム10周年記念版。
とにかくあっさりと人がいなくなってしまうので、中国の辰年の恐ろしさを実感できる。
ルールが多いものの、根幹はシンプルなので、10周年記念版が出るのも、納得する作品。
No.007『酒魅人』
デザイナー:由利真珠郎
発売年:2017年
入手難易度:★★
オリジナルの日本酒をつくるボードゲーム。
見た目からは、面白い名前のお酒を考えればいいのかな?と思いきや、想像以上のガチゲー。
日本酒の製造過程がゲームシステムに細かく入っており、デザイナーの愛が伝わってくる作品。
No.008『5ミニッツダンジョン』
デザイナー:Connor Reid
発売年:2017年
入手難易度:★★★
5分という超短時間でダンジョンを攻略するリアルタイム協力ゲーム。
ルールもとてもシンプルで、時間が短すぎる分、わちゃわちゃして盛り上がる!
たった5分だが、5分とは思えないほどの充実感を体感できる作品。
No.009『東京男爵』
(引用:https://bodoge.hoobby.net)
デザイナー:NIK
発売年:2004年
入手難易度:★★★★
関東の実在する様々な路線を購入して桃鉄っぽいことをするボードゲーム。ボードが布(笑)
関東全域のほぼ全ての路線が登場するので、ついつい馴染みのある路線を買ってしまったり、
JRの強さを再認識したり、東京住まいの日本人だからこその味わいがあるマニアックな作品。
ほぼサイコロの運のゲームで3時間以上かかるのに、面白さを維持できるところに感動。
No.010『コードネーム デュエット』
デザイナー:Vlaada Chvátil & Scot Eaton
発売年:2017年
入手難易度:★
2016年ドイツ年間ゲーム大賞(※)受賞作品「コードネーム」の2人協力ゲーム。
※世界で一番権威のあるボードゲームの賞。
コードネームはアイデアは素晴らしいが、複数のチームに分かれてやるため、
相手側のチームが長考してしまいがちなゲームだったが、
2人専用の協力ゲームになったことで、その問題点が解消され、格段にやりやすくなった。
他のコードネームシリーズにも応用できるところも素晴らしく、
2人ゲームの力をひしひしと感じた作品。
以上が、ボードゲームソムリエの2017年にプレイした中のベストゲーム10選でした。
来年も素敵なゲームに出会えますように。
ボードゲームソムリエ Naoki
【注意】入手難易度は執筆時のものです。再販・絶版・流通状況により変わります。