ボードゲームソムリエNaokiです。
2017年の中でプレイした多くのゲームから厳選した
ボードゲームソムリエが選ぶキワモノゲーム(※)をまとめました。
※ぶっ飛んだゲーム
他のオススメ記事とは違い、ボードゲームソムリエが、
面白さ云々の前に「とにかくぶっ飛んでいる」ことを
前提に選んだゲームなので、遊ぶ際はご注意を(笑)
選抜基準
- 2017年1月1日から2017年12月31日の間に遊んだゲーム
- ボードゲームソムリエがぶっ飛んでいると思ったゲーム
- 遊びやすさ、入手のしやすさなどは全く考慮しておりません
No.001『ビーストオブバランス』
デザイナー:George Buckenham & Alex Fleetwood
発売年:2016年
入手難易度:★★★★
台に乗せた動物がipadの中で動き出すという最新技術満載のバランスゲーム。
さらに、ipadの中で、動物同士を掛け合わせて、新種を生みだしたりできるのも特徴。
ここまでくると、ボードゲームと言えるか微妙なところだが、
勝敗そっちのけで、ついついやりたくなってしまう作品だ。
No.002『トイレを汚したのは誰だ!』
デザイナー:北野克哉
発売年:2016年
入手難易度:★★
2つの陣営に別れてトイレを汚すやつは誰なのかを見つけるゲーム(笑)
とにかくテーマの勝利で、本当にトイレに行くというルールにすると、とにかく盛り上がる!
おそらく大人になってから一番「ウ○コ」という言葉を使う日になるため、
ものすごく人を選ぶが、それを乗り越えた面白さの爆発力は計り知れない。
No.003『リックとモーティーのトータルリコールカードゲーム』
デザイナー:Matt Hyra
発売年:2016年
入手難易度:★★★
アメリカの大人向けアニメのカードゲームで、間違いなく今年一番カオスだった作品。
街中の住人がパラサイトに感染してしまい、パラサイト撲滅を目指すのだが、
銃で撃たなければ人間かパラサイトか判別できないというとんでもない世界観が特徴。
日本ではNGであろうイラストや出てくる理解不能なキャラクターたちなど、
ネタ要素も満載だが、それだけにとどまらず、面白いゲームに仕上がっているゲーム。
No.004『トランプ・ザ・ゲーム』
デザイナー:Jeffrey Breslow & Howard J. Morrison & Rouben Terzian
発売年:1989年
入手難易度:★★★★
ご存知アメリカの大統領「トランプ」氏がテーマになったボードゲーム。
大統領就任後では、テレビにも登場したことでも話題になった。
20年以上前のゲームではあるが、独特なゲームシステムや、
ツッコミどころ満載のコンポーネント、一発ネタとして終わらない面白さを持つ作品。
No.005『我が社のロゴを描きたまえ』
デザイナー:さなだまり
発売年:2017年
入手難易度:★★★★
はい。パッケージで完全アウトですね。そりゃ、流通できません(笑)
有名企業のロゴをうる覚えで描くゲーム。上の写真ではベンツを描いてます。
一応、ルール的なものはあるが、勝敗そっちのけで、爆笑必須なネタゲー。
No.006『日本の城』
デザイナー:Sergey Machin
発売年:2012年
入手難易度:★★★
見たとおり、トランプタワーをつくるバランスゲーム。基本、それだけ(笑)
自分はバランスゲームが好きなので、結構な数のゲームをやったと思うが、
正直、難しすぎて全然つくれず、2段が限界。初級が5段とか鬼畜すぎ(笑)
他にも、タイトルは「日本の城」だが、箱絵は城じゃなくて小屋だったりと、
いろいろとツッコミどころ満載の作品。
No.007『ハムスター大相撲』
デザイナー:Mary Jo Reutter
発売年:2010年
入手難易度:★★★★
ハムスターで相撲をとるという謎なテーマのアクションゲーム。
ちゃんこ(白いコマ)を食べさせて体を重くしたり、
下から磁石付きの棒を入れて、相撲をとったりと、
バカバカしくも意外に白熱して盛り上がる予想外のギャップを持つ作品。
ちなみにこのゲームの構想に16年かけたという解説が記載されているのだが、
どんな言葉をかけてあげればいいのか、自分にはわかりませんでした(笑)
No.008『トランプウォール』
デザイナー:北条投了
発売年:2017年
入手難易度:★★★
時事ネタでゲームを作るのが十八番のデザイナーによるトランプ大統領のネタゲー。
アメリカ側で国境を引くか、メキシコ側で国境が引かれる前に横断するかの2人用ゲームで、
時事ネタの1発で終わらず、シンプルでとても面白い作品に仕上がっている。
また、紙1枚とトランプと2色のチップだけのコンポーネントで、
これだけのクオリティのゲームを作り上げる手腕はさすがの一言。
No.009『パニハイ』
デザイナー:恋パラ支部量
発売年:2014年
入手難易度:★★★★
1991年に発売された『パニックハイスクール』というゲームを
20年以上愛し続けたファン達がリメイクしたカードゲーム。
内容は生徒会長になるべく、女子高生がとにかくバトルしまくるという設定で、
その内容に見合うべき、他のプレイヤーを攻撃するカードのオンパレード。
あまりにも攻撃するカードの数が多すぎて、逆にそれでバランスがとれており、
リメイクするほどのファンがいるのも、なるほどと納得した作品。
No.010『ホースフィーバー』
デザイナー:Lorenzo Silva & Lorenzo Tucci Sorrentino
発売年:2009年
入手難易度:★★★★
知る人ぞ知る伝説のバカゲー「ダンジョンファイター」のデザイナーによる競馬ゲーム。
俗に言うギャンブルゲーなのだが、ただレースに賭けるだけではなく、
馬主になって馬買ったり、お金をやりくりしたりするいろんなことができるのがユニーク。
そして、ボードに版権大丈夫なのか気になるウォーリーが普通に描かれてたり、
馬の中にさらっと「トロイの木馬」がいたりとぶっ飛んでる世界観が相変わらず最高な作品。
以上が、ボードゲームソムリエの2017年にプレイした中のキワモノゲーム10選でした。
来年もぶっ飛んだゲームに出会えますように(笑)
ボードゲームソムリエ Naoki
【注意】入手難易度は執筆時のものです。再販・絶版・流通状況により変わります。