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ボードゲームコラム

ボードゲームソムリエ 2016年ベストゲーム10選

ボードゲームソムリエNaokiです。

2016年の中でプレイした数多くのゲームから選抜した
ボードゲームソムリエのベストゲームをまとめました。

他のおすすめ記事とは違い、
ボードゲームソムリエの好みが
とても強く出ていますので、ご了承ください。

選抜基準

  • 2016年1月1日から2016年12月31日の間に遊んだゲーム
  • ボードゲームソムリエがその中で面白いと思ったゲーム
  • 遊びやすさ、入手のしやすさなどは全く考慮しておりません

    No.001『コンプレット』

(引用:https://www.boardgamegeek.com)

(引用:https://www.boardgamegeek.com)

デザイナー:Heinz Meister
発売年:2015年
入手難易度:★

オシャレな木のコマを贅沢に使ったシンプルな数字並べゲーム。

普段、同じゲームを2回以上遊ばない自分が、2016年で唯一、10回以上も遊んだゲームでもある。

1~100の数字が書かれた木のコマをただただ引いて集めていくだけなのだが、とても洗練されていて、美しさすら感じさせる設計は見事。

No.002『どきどきワクワク相性チェックゲーム』

(引用:https://www.boardgamegeek.com)

(引用:https://www.boardgamegeek.com)

デザイナー:Craig Browne
発売年:1996年
入手難易度:★★★★

お互いの価値観を知ることができ、誰がやっても楽しめるペア選ゲーム。

古くからボードゲームを嗜んでいる人達の間では有名なレアゲーでもある。

ペアの人との相性度がわかるため、合コンなどでやると特に盛り上がるゲーム。

No.003『手抜き工事』

(引用:https://www.boardgamegeek.com)

デザイナー:Harald Bilz & Peter Gutbrod & Rainer Kroehn
発売年:1992年
入手難易度:★★★★
受賞歴:1993年ドイツゲーム賞(※)10位
※世界のゲームファンの投票によって選ばれる賞。

粘土を使って、建物を建設するユニークなボードゲーム。

タイトルにもある通り、バレないように建築資材を入れないで建物をたてていくのだが、これがとてもハラハラして面白い。

手抜きしているかどうかのチェックで粘土に木の棒を突き刺すルールやシュールなイラストも含め、大好きな作品。

No.004『クレニアム フープラ』

(引用:https://www.boardgamegeek.com)

(引用:https://www.boardgamegeek.com)

デザイナー:不明
発売年:2002年
入手難易度:★★★★

アメリカではとても有名なボードゲーム『クレニアム』シリーズの協力ゲーム。

「お絵かき」「ジェスチャー」など様々なアクションでお題を当ててもらい、全てのお題をクリアすることを目指す。

無駄に大きいタイマーの存在感も見逃せない素晴らしきパーティーゲーム。

No.005『ブラス』

(引用:https://www.boardgamegeek.com)

デザイナー:Martin Wallace
発売年:2007年
入手難易度:★★★★

産業革命時代のイギリスをテーマにしたボードゲーム。

重量級ゲーム(※)の重鎮「マーティン・ワレス」の最高傑作と言われる作品。
※ルールが複雑で、プレイに2時間以上かかるゲーム

その噂は違わず、重量級ゲームが好きではない自分でも、その完成度に感動し、アプリ版を購入して、どハマりするほどの面白さを誇る名作。

No.006『ハコオンナ』

(引用:https://www.amazon.co.jp)

デザイナー:江神号
発売年:2016年
入手難易度:★

今年、話題沸騰で入手困難になった「怖さ」を追求した国産ホラーゲーム。

デザイナーはこのゲームをつくるために、数多くのホラー映画を見て、怖さを研究したという。なんという職人魂。

そのこだわりはゲームの中でも存分に発揮しており、「ただ見た目が怖いゲーム」で終わっていないのはお見事。

No.007『いきあたりバッテラ』

(引用:http://gamemarket.jp)

デザイナー:ちゃぴ
発売年:2016年
入手難易度:★★★

デザイナーが徳島でバッテラを食べているときに思いついたという衝撃のゲーム。

日本の伝統ともいえる「500円ゲームズ(※)」で今年一番面白かった作品。
※500円で販売するゲーム。価格的に流通しないため、入手が難しい。

開始直後に他のプレイヤーを脱落させるシステム(しかもリスクなし)は理不尽さを超えて、もはや斬新さを感じた。

No.008『タップル』

(引用:https://www.boardgamegeek.com)

(引用:https://www.boardgamegeek.com)

デザイナー:不明
発売年:2012年
入手難易度:★★★

お題にそって、それにあう頭文字の単語を言うシンプルなパーティーゲーム。

1度使われた頭文字は使うことができないため、ゲームが後半になるにつれて、どんどん難しくなるのが面白い。

また、「チッチッチッチッ」という嫌らしい制限時間音と、
「ジリリリリリ!」とアウトの宣告をするベル音が盛り上げてくれるのもいい。

No.009『バトルライン』

(引用:https://www.boardgamegeek.com)

デザイナー:Reiner Knizia
発売年:2000年
入手難易度:★★

ボードゲームをつくった数が世界一のデザイナーによる2人ゲームの傑作。

もともと、2人ゲームがあまり好きでないことと、一時期レアゲーになったこともあって、あまりプレイするタイミングがなかったが、やってみたらこれまでを後悔するほどの面白さを誇る。

2人ゲームではこれが1番という人がいるのも納得の完成度だ。

No.010『フードチェーンマグネイト』

(引用:https://www.boardgamegeek.com)

デザイナー:Jeroen Doumen & Joris Wiersinga
発売年:2015年
入手難易度:★

ファーストフード店のCEOとなってお金を稼ぐボードゲーム。

オランダのマニア御用達メーカー「スプロッター」の最新作。

お金も商品もなく、CEO(自分)だけで、ゲームがスタートする初心者お断り感全開のゲーム設計はもはや確固たるブランドといえるだろう。

 

以上が、ボードゲームソムリエの2016年にプレイした中のベストゲーム10選でした。

来年も素敵なゲームに出会えますように。

ボードゲームソムリエ Naoki

【注意】入手難易度は執筆時のものです。再販・絶版・流通状況により変わります。

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