ボードゲームソムリエNaokiです。
普段は、ボードゲームを全く知らない人達に向けて、
ボードゲームの魅力を届ける仕事や活動をしております。
ボードゲームは、テレビゲームやスマホゲームと違い、
互いに顔を合わせて遊ぶエンターテイメントですが、
その場に適切ではないゲームを選んでしまうと、
微妙な空気になってしまうこともあります。
ボードゲームに触れる貴重な機会において、
そのような状況を避けるために、
私が今までに培ってきたボードゲームの経験を
ボードゲームを知らない人向けにまとめてみました。
これを機に、ボードゲームの世界を知ってもらえたら
これほど嬉しいことはございません。
今回は、ボードゲームのみならず、
普段からゲームをあまりやらない人とでも
気軽に遊べるボードゲームを10個選びました。
選択基準
- ルールが簡単で、覚えることが少ない
- アマゾンで購入可能(2018/10/2公開時)
- 3000円以内で購入可能
- 30分以内にゲームが終わる
- 直感的に遊び方がわかりやすい
No.001『ワードバスケット』
戦略性:★★☆☆☆
運:★★★★☆
プレイ人数:2〜8人
早く言った者勝ちのしりとりカードゲーム。
数々のTV番組や日経新聞のランキング上位に取り上げられるなど、
ボードゲーム界隈ではかなり有名な作品。
日本語さえできれば、誰でもできるため、
老若男女関係なく、遊ぶことができる日本を代表するワードゲーム。
No.002『キャプテン・リノ』
戦略性:★☆☆☆☆
運:★★★★☆
プレイ人数:2〜5人
ジェンガのように、崩さずに積み重ねていくバランスゲーム。
カードが結構しっかりしているので、うまく積み重ねると、
かなりの高さになるので、ハラハラした展開を楽しめる。
また、カード1枚1枚に可愛らしいキャラクターが丁寧に描かれており、
見ているだけで楽しく、子供や女性にもウケが良いところもポイント。
No.003『ガイスター』
戦略性:★★☆☆☆
運:★★★☆☆
プレイ人数:2人
受賞歴:1982年ドイツ年間ゲーム大賞ノミネート作品(※)
※世界で一番権威のあるボードゲームの賞。
将棋に心理戦を入れたような、おばけのボードゲーム。
将棋のようにただ、相手のおばけを全て取ればいいわけではなく、
「取ってもいいおばけ」と「取ってはいけないおばけ」がいるのが特徴。
さらに、写真の通り、相手側のおばけの色がわからないため、
相手の動きで何色のおばけかを考えるゲームになっており、
互いのことを知っているカップルなどにオススメできる作品。
No.004『ナンジャモンジャ』
戦略性:★☆☆☆☆
運:★☆☆☆☆
プレイ人数:2〜6人
不思議な生き物に名前をつけるロシアのカードゲーム。
このゲームには、12種類の独特の可愛さを持つ
キャラクターが登場し、彼らに名前をつけるのだが、
もう、純粋にそれだけで子供から大人まで楽しい。
記憶力が求められる作品だが、
ルールがシンプルで直感的なので、
小さいお子さんから大人まで、
幅広い世代にオススメできる作品。
No.005『ナインタイル』
戦略性:★☆☆☆☆
運:★★☆☆☆
プレイ人数:2〜4人
TV番組「今夜はナゾトレ」でも紹介されたお手軽パズルゲーム。
ルールはとってもシンプルで、お題と同じように
タイルの模様を一番早く並べた人が勝ち。
見るだけでもルールがわかるほど簡単なため、
誰とでも白熱する安定した面白さを持っている作品。
No.006『ドブル』
戦略性:★☆☆☆☆
運:★☆☆☆☆
プレイ人数:2〜8人
2012年に日経新聞にて特集された
「世界のボードゲームランキング」の
子供部門で見事、1位に輝いたゲーム。
同じ絵柄を探した人が勝ちという
シンプルなルールが基本となっており、
5つのルールの中から好きなルールを選べる。
(※個人的オススメは「アツアツポテト」)
日経新聞では、子供部門の1位とあるが、
大人同士でも、盛り上がり間違いなしの作品。
No.007『ハゲタカのえじき』
戦略性:★★☆☆☆
運:★★☆☆☆
プレイ人数:2〜6人(5人以上推奨)
受賞歴:1988年ドイツ年間ゲーム大賞ノミネート作品(※)
※世界で一番権威のあるボードゲームの賞。
30年以上愛されるお手軽カードゲームのベストセラー。
基本は数字が大きいカードを出した人が強いのだが、
他の人と同じ数字を出してしまうと、どんなに強くても、
負けてしまうというユニークなルールが特徴。
自分で好きな数字を選んで出すことができるので、
誰とでも気軽に心理戦を楽しむことができる作品。
No.008『ツイン・イット』
戦略性:★☆☆☆☆
運:★☆☆☆☆
プレイ人数:2〜6人
2018年に発売されたばかりのフランスのカードゲーム。
オシャレな模様のカードをめくって、
同じ模様のカードが2枚出たら、
両手でそれをたたいた人の勝ち。
基本はかるたのような感じなので、
誰でも気軽に幅広く遊べる安定した作品だ。
No.009『Take it Easy!(テイク・イット・イージー)』
戦略性:★★★☆☆
運:★★☆☆☆
プレイ人数:1〜6人
受賞歴:1994年ドイツ年間ゲーム大賞ノミネート作品
できる限り、同じ色の棒をつなげて高得点を目指すボードゲーム。
1つでも違う色の棒が入ってしまうと、0点になってしまうので、
どこを揃えて、どこを見捨てるかの選択が熱くて面白い。
全員が全く同じ6角形のタイルを使ってゲームを進めるため、
「運が悪くて負けた」などの不公平感がないところも一押しな作品。
No.010『メモアァール!』
戦略性:★★☆☆☆
運:★★☆☆☆
プレイ人数:2〜4人
神経衰弱のように記憶力が大事なカードゲーム。
しかし、神経衰弱のように単純な記憶だけではなく、
絶妙なゲームバランスが盛り込まれており、
今までにない新しい感覚を味わえる作品になっている。
小さい子供でも遊べる簡単なルールと
記憶力自慢の大人でも唸る上級ルールがあるので、
遊ぶメンバーによって選ぶことができるのも素晴らしい。
最後に
今回は、ボードゲームだけでなく、
普段からあまりゲームをやらない人とでも
一緒に遊べるボードゲームを10個をご紹介しました。
「かるた」や「しりとり」「神経衰弱」など、
子供の頃に1度くらいは遊んだことのある遊びが
元になっているゲームを中心に選びましたので、
普段ゲームをやらない人でも、気軽に遊べると思います。
もし、興味のあるゲームがありましたら、
ぜひ一度、試してみてはいかがでしょうか。
by ボードゲームソムリエNaoki