ボードゲームソムリエNaokiです。
突然ですが、テレビゲームやスマホゲームはよくやりますか?
私は、テレビゲームは昔から好きでしたが、
家には、かなり厳しい制限があったため、
あまり遊ぶことはできませんでした。
しかし、ボードゲームはなぜか制限がなく、
自由にやらせてもらい、結果的に今のような
ボードゲームの活動をするようになりました。
そんな私の人生を変えたとも言える
ボードゲームですが、今や数が多すぎて、
どれを遊んでいいのかわからない人も多いと思います。
そこで今回は、
テレビゲームやスマホゲームはやるけど、
ボードゲームはあまりやったことがない人に
オススメする戦略思考のあるボードゲームを10個選びました。
これをきっかけに、たくさんの方に
ボードゲームの魅力をお届けできれば幸いです。
選択基準
- ゲーム慣れしている人にはルールが簡単
- アマゾンで購入可能(2018/10/3公開時)
- 4000円以内で購入可能
- 45分以内にゲームが終わる
- 運も必要だが、それ以上に戦略が重要
No.001『カルカソンヌJ』
戦略性:★★★☆☆
運:★★☆☆☆
プレイ人数:2〜5人
受賞歴:2001年ドイツ年間ゲーム大賞受賞作品(※)
※世界で一番権威のあるボードゲームの賞。
実際に存在するフランスの城塞都市『カルカソンヌ』をつくるボードゲーム。
ボードゲームソムリエ Naoki が、ボードゲームにはまるきっかけとなった
ボードゲームであり、世界大会が開催されるほどの人気を誇る傑作。
戦略と運のゲームバランスが素晴らしいのはもちろん、ゲームが進むにつれて
広がっていく綺麗な地図を眺めながらできるのも、この作品の魅力だろう。
No.002『ニムト』
戦略性:★★★☆☆
運:★★☆☆☆
プレイ人数:2〜10人
受賞歴:1994年ドイツ年間ゲーム大賞ノミネート作品
ドイツでは「バカ」を意味する「牛」を取らないようにするカードゲーム。
「カードゲームでは、これがナンバーワンだ!」と熱く語るファンも多く、
10周年記念版のみならず、20周年記念版が登場するほど愛されている作品。
また、遊ぶことのできる人数の幅が広いのも特徴で、
遊ぶ人数によって違った面白さを味わえるゲームとしても人気が高い。
No.003『ごきぶりポーカー』
戦略性:★★☆☆☆
運:★★★☆☆
プレイ人数:2〜6人
ゴキブリをはじめとした嫌な生き物を相手に押し付け合うカードゲーム。
トランプの「ダウト」のように、ウソを見抜けるかどうかが重要で、
とてもシンプルなルールながら、奥深い心理戦が体験できる作品。
ただし、人によっては、虫のイラストが気持ち悪くて無理!
という人もいるので、もし、遊ぶときはその点だけには注意。
だが、そのリスクの可能性を考慮しても遊んでほしい一作。
No.004『ブロックス』
戦略性:★★★★☆
運:★☆☆☆☆
プレイ人数:2〜4人
テトリスのようなパネルをたくさんつないでいくボードゲーム。
色鮮やかなデザインは見ているだけでも楽しく、
1分で覚えられるシンプルなルールのおかげでとっつきやすい。
また、遊び方やプレイ人数によってガチンコ勝負にしたり、
気楽にわいわいできたりと幅広い楽しみ方ができる作品。
No.005『ゲシェンク』
戦略性:★★★☆☆
運:★★★☆☆
プレイ人数:3〜7人
ドイツ語で「プレゼント」を意味するシンプルなカードゲーム。
数字の書かれたカードと赤いチップしか使わないのだが、
たったこれだけで、非常に悩ましいゲームになっており、
このゲームからボードゲームの世界にハマる人もいるほど。
見た目は地味だが、一度プレイすれば、
見た目とのギャップが生む面白さに衝撃を受ける作品。
No.006『それはオレの魚だ!』
戦略性:★★★★☆
運:★☆☆☆☆
プレイ人数:2〜4人
ペンギンとなって、氷の上にある魚をたくさん獲得するボードゲーム。
世界観とゲームの内容が非常にマッチしており、そのおかげで、
ルールがとてもわかりやすくなっているところが素晴らしい。
また、プレイ人数によって印象が大きく変わるゲームで、
2人で遊ぶと将棋や囲碁のようにガッツリ頭を使うゲームになり、
3〜4人で遊ぶと、ほどよい思考と読みあいが楽しめる作品。
No.007『海底探検』
戦略性:★★☆☆☆
運:★★★☆☆
プレイ人数:3〜6人
探検家となって、海底のお宝を探し出すボードゲーム。
深く潜れば潜るほど、得点の高いお宝を見つけることができるが、
酸素の量が限られているため、いつ引き返すかの決断が熱い作品。
安全重視でいくのか、高得点重視でいくのかは、
参加者の性格によって変わるため、いろんなゲーム展開を
体験することができ、誰とでも手軽に盛り上がることのできる一作。
No.008『コリドール・ミニ』
戦略性:★★★★☆
運:★☆☆☆☆
プレイ人数:2〜4人
インテリアのような見た目を持つオシャレなボードゲーム。
毎回1マス進んで、一番早く向こう側に行けば勝ちだが、
進むかわりに、板を置いて相手を遠回りさせられるため、
いかに相手を遅らせ、自分を有利にできるかを考える作品。
何人でやっても面白いが、他の人の邪魔が入らない
2人でじっくりやるのがオススメ。
No.009『お邪魔者』
戦略性:★★★☆☆
運:★★★☆☆
プレイ人数:3〜10人
金鉱掘りとなって、金塊を見つけるカードゲーム。
道の描かれたカードを使って、金塊までの道をつくるのだが、
参加者の中には、金塊を見つけるのを邪魔する「お邪魔者」が
紛れており、なかなか一筋縄ではいかないところが面白い。
最大10人まで遊ぶことのでき、人数が多いほど、
誰がお邪魔者かを推理するのが盛り上がるので、
大人数で遊ぶときに、特にオススメできる作品。
No.010『ハイソサエティ』
戦略性:★★★★☆
運:★★☆☆☆
プレイ人数:3〜5人
お金持ちとなって、様々な高級品を落札していくカードゲーム。
集めた高級品の得点が一番高い人の勝ちになるのだが、
一番お金を使いこんでしまった人は強制的に負けとなるため、
何も考えずにお金を使うと、脱落してしまうシビアな作品。
ボードゲームソムリエNaokiが、ボードゲームを始めた頃に
出会って、一番遊んだカードゲームでもあり、戦略を考える
ゲームが好きな人達でやれば、まず間違いなくハマる作品。
最後に
今回は、テレビゲームやスマホゲームはやるけど、
ボードゲームを普段、あまりやったことがない人に
オススメするボードゲームを10個ご紹介しました。
どのゲームもシンプルながら、戦略を考えたりするのが、
楽しくなってくる作品ばかりで、ゲーム好きであれば、
思わず、にやりとしてしまうこと間違いなしです。
もちろん、ゲーム好きでなくても、
純粋にボードゲームの魅力がつまった
面白い作品を厳選しましたので、
ぜひ一度、遊んでみてはいかがでしょうか。
by ボードゲームソムリエNaoki