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ボードゲームコラム

ボードゲームのプロが選ぶ!ライターにおすすめのボードゲーム!

ボードゲームソムリエNaokiです。

今回、ライターとして活動する方々が集まるイベントにて、
ボードゲームをやることになり、その活動報告と、
ライターの方におすすめのボードゲームを合わせてご紹介します。

ちなみに、今回ボードゲームの出張で向かった場所は、
なかなか雰囲気のある素敵なお部屋でやることになりました(笑)

豪華な椅子がたくさんあり、8人で遊ぶときには、ベストともいえるお部屋ですね。

さて、ちょっと話がそれてしまいましたが、ライターといえば、
「言葉」や「本」などをプロとして活動されている方が多いので、
今回は、その2つに関するボードゲームを選んでみました。

ライターにおすすめのボードゲーム①『ワードバスケット』

(引用:https://www.amazon.co.jp)

プレイ人数:2〜8人
戦略性:★★☆☆☆
難易度:★★☆☆☆

まずは、言葉のボードゲームといえば、日本人がデザイン
王道ワードゲーム『ワードバスケット』を遊びました。

おそらく、日本では知らない人はいない「しりとり」を
アレンジしているゲームで、他の人よりも素早く「言葉」を
つくっていくという、なかなか知識量が求められます。

元ネタがしりとりなので、ボードゲームに慣れていない方でも、
とっかかりやすいというのがウリのゲームではありますが、
語彙力や知識量がもろに反映されるゲームでもありますので、
遊ぶメンバーにはちょっとだけ考慮する必要はあります。

その関係もあって、全員が楽しめない可能性も含めているため、
私はあまり最初に選ぶゲームではないのですが、今回は、
仕事で「言葉」を多く使うライターのメンバーだったので、
あえて、このボードゲームをチョイスをしてみました。

遊んでみたところ、やはり、ライター陣の語彙力はなかなかのもので、
ゲームは白熱し、最終的には、編集者でバリバリ現役の方が一番最初に
見事、ゴールされました。やはり、現役編集者は強しの一言でしたね。

ぜひ、「言葉」の知識量に自信のある方に、遊んでいただきたいゲームです。

ライターにおすすめのボードゲーム②『Bring your own book』

(引用:https://www.boardgamegeek.com)

プレイ人数:3〜8人
戦略性:★★☆☆☆
難易度:★☆☆☆☆

お次はライターの仕事の1つでもある「本」をテーマに選んでみました。
なんとこのゲーム、実際の「本」を使うという珍しいボードゲームなのです。

本はどんなジャンルでもよく、今まさに鞄に入っている本でも、
今いる場所の近くの本棚に入っている本でもなんでもアリです。

今回は、今話題の作品から、名著まで幅広いジャンルの本が揃いました。

やることはいたってシンプルで、「おばあちゃんに言われたくないこと」
「推理小説の冒頭」「都市伝説の一部」などのお題が出てきて、
それに合った文章を手持ちの本から選びます。

ただ、それだけなのですが、非常に短い制限時間の中で、そのお題にあった
一文を見つけるという作業はなかなか体験しないので、盛り上がります。

本の数だけ名文のバリエーションがあり、実質ほぼ無限であり、
今回、数々の名作一文が出て、ゲームはとても盛り上がりました。

個人的に一押しだったのは、「都市伝説の一部」というお題に対して、
「最悪、死にます」の一文(せつない動物図鑑より)がキャッチーでした。

ライターにおすすめのボードゲーム③『□□◯◯◯』

プレイ人数:3〜6人
戦略性:★★★☆☆
難易度:★☆☆☆☆

熟語2文字とカタカナ3文字でお題を表現するゲームです。

例えば、「ライオン」がお題であれば、「百獣キング」などの
ヒントを書いて、回答者に当ててもらうことを目指します。

という、とても簡単なルールではありますが、
ヒントを書くスピードも大切なゲームで、もたもたしていると、
他の人に先に発表されてしまい、ヒントがボツになってしまいます。

今回の個人的な一押しは「裁判官」がお題で、
「判決オヤジ」という5文字で見事、最初に正解したのがキャッチーでした。

ライターにおすすめのボードゲームを選んでみて。

 

今回、「ライター」をテーマにしたボードゲームを
初めて選んでみましたが、最初は、そんなに尖ったテーマの
ゲームなんてあるのかなぁと若干心配していましたが、いざ選んでみると、
想像していた以上にマッチしたボードゲームを選ぶことができました。

実際に遊んでみても、やはり日頃、ライターとして仕事をしている方や
文字や言葉、本が好きな方ほど、ゲームが得意だったり、気に入る方が
多かったのも、とても印象的でした。

ボードゲームはものすごい数の種類が存在しますが、
その中で、集まる人たちの共通点のテーマで選んだゲームを遊ぶ
というのも、とても面白くて、何よりもただゲームを遊ぶよりも、
さらに1段階深い楽しみ方になったのではないかと思います。

ボードゲームソムリエとしても、なかなか尖ったテーマの
チョイスでしたが、無事、イベントが盛り上がってよかったです。

今回のイベントを企画していただき、ありがとうございました。

by ボードゲームソムリエ Naoki

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