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ボードゲームコラム

AbemaPrimeにボードゲームソムリエとして出演しました!

ボードゲームソムリエNaokiです。

先日、サイバーエージェントとテレビ朝日の
2社が共同出資したことで有名な「AbemaPrime」の
ニュース番組にて、ボードゲームソムリエとして出演してきました。

人生ゲームで時代の流れを見る

今回、自分が出演したのは「平成レジェンド中継」という番組で、
いろいろなテーマにそって、平成を振り返るという内容でした。

そして、今回のテーマに選ばれたのが人生ゲームだったのです。

とはいっても、人生ゲームは60種類以上もありますので、
どんな感じで時代を振り返るかは、収録間近で問い合わせが
きたこともあり、スタッフの方々に会うまで、
詳しくはわからない状態で、現地に向かうことになりました。

地方からの学生限定の就活カフェ

今回の撮影場所になったのは、就活カフェという
就活をしている学生専用のカフェでした。

しかも、今回訪れた就活カフェは、地方から
出向いている学生限定の就活カフェという、
かなり尖った運営をしているユニークな場所でした。

打ち合わせをしている中、耳に入ってくる関西弁の話
(特に大阪弁と兵庫弁、一緒にしないでくれる?とかの話)
が印象的でした(笑)

さて、なぜ、こんな場所にしたかというと、
自分が出演した日にちは3/1だったのですが、
この日は就活解禁日で、その就活にちなんで、
人生ゲームを見ながら、平成を振り返るという内容だったのです。

就活をテーマに人生ゲームで平成を振り返る

今回、取材の中で紹介されたのは、「人生ゲーム平成版」と
「人生ゲーム平成版Ⅵ」、そして「人生ゲーム7代目」の3つでした。

生放送のため、ある程度、話すことは決まっていたわけですが、
これらの人生ゲームを使って、時代を振り返るという切り口がとても面白く、
こんなに時代の流れが変わっているんだなと考えさせらました。

これがバブルだ!イケイケ時代の人生ゲーム『平成版』

(引用:タカラトミー)

まず、最初に紹介した「人生ゲーム平成版」は、
ファミリー路線ではなく、アダルト(大人)路線で
制作された人生ゲームで、当時はバブル全盛期な
こともあり、全体的にイケイケな内容になっていました。

例えば、今の人生ゲームには、会社が倒産したなどのマスは
普通に存在しますが、当時はバブルだったため、そのような
マスは一切存在せず、ゲームの最後まで、終身雇用が基本になっていました。

また、消費税が導入されたのも、この人生ゲームが出たあたりの時代で、
印象的なマスの1つとして紹介したりもしました。

(引用:AbemaPrime)

さて、その紹介した中でも特に印象的だったのが、こちらの
「晴海でコンパニオンギャルをナンパ」で、時代を感じさせてくれます。
このマスには、スタジオも大盛り上がりでした。

バブル崩壊!ガラッと変わった『平成版Ⅵ』

(引用:タカラトミー)

『平成版』の次に紹介したのが、こちらの『平成版Ⅵ』。

パッと見ただけでは、箱の色と数字が違うだけにしか見えませんが、
当時はバブルが崩壊したこともあり、時代背景が全く違う代物になっており、
箱には、

・やれ不況だ、コメがない、ボーナス減った
・FA制度導入(転職にフリーエージェント制が導入された)
・価格破壊に挑戦

バブル崩壊を象徴するような言葉がたくさん書かれています。

(引用:タカラトミー)

さらには「人生の落とし穴カード」という、もう見るだけで
ヤバそうなカードに倒産やらリストラやら、あまり聞きたくない
言葉のオンパレードがあったり、職業に「ヤミ米屋」「安売り王」
などが並んでいたりと、バブル崩壊がこれでもかと表現されていました。

バブルの絶頂期と崩壊後は、人生ゲームにもしっかり表れているんですね。

最新版の『人生ゲーム7代目』

(引用:https://www.amazon.co.jp)

そして、最後に紹介したのがこの最新版である人生ゲーム7代目。

今、販売している人生ゲームでもあるので、遊んだことのある人も
多いのではないでしょうか。

この人生ゲームには、4つの拡張ボードがついており、つなげることで、
16種類ものパターンを楽しむことができます。

(引用:https://tockhouse.net/)

そして、この拡張ボードの1つに「キャリアアップ」という言葉があるのですが、
ここが、今回の就活のテーマに紐づけて、最後に簡単にご紹介をしました。

7代目は、大人向けの平成版シリーズとは違い、ファミリー向けのゲームですが、
その中にも、キャリアアップという言葉が出てくるのも時代の流れかもしれませんね。

最後に

 

以上が、今回、人生ゲームを通して平成を振り返るという番組の流れでした。

テレビの生放送は初めての経験でしたが、1発勝負で、しかも手元に
台本がない状態で進んでいくので、はじめはかなり緊張していましたが、
リハーサルを何回も繰り返したのと、リポーターの方がとても素晴らしい
流れをつくってくださったので、楽しく収録をすることができました。

TV朝日の皆様、お声がけいただき、貴重な経験をありがとうございました。

by ボードゲームソムリエNaoki

 

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