Column & Recommend

ボードゲームコラム

ボードゲームソムリエ 2016年キワモノゲーム10選

ボードゲームソムリエNaokiです。

2016年の中でプレイした数多くのゲームから選抜した
ボードゲームソムリエが選ぶキワモノゲーム(※)をまとめました。
※ぶっ飛んだゲーム

他のおすすめ記事とは違い、ボードゲームソムリエが、
面白さ云々の前に「とにかくぶっ飛んでいる」ことを
前提に選んだゲームなので、遊ぶ際はお気をつけて(笑)

選抜基準

  • 2016年1月1日から2016年12月31日の間に遊んだゲーム
  • ボードゲームソムリエがぶっ飛んでいると思ったゲーム
  • 遊びやすさ、入手のしやすさなどは全く考慮しておりません

No.001『モレール』

(引用:https://www.amazon.co.jp)

デザイナー:のーべー
発売年:2003年
入手難易度:★

ボードゲームの世界では、トイレゲーやう○こゲーは名作が多く、ファンも多い。

その1ファンによって、復活したトイレ我慢をテーマにした幻の同人カードゲーム。

気軽にわいわい作品ではあるが、テーマがテーマなので、遊ぶときは注意(笑)

No.002『爆発する子猫』

(引用:https://www.amazon.com)

デザイナー:Matthew Inman & Elan Lee & Shane Small
発売年:2015年
入手難易度:★★★★

子猫に核兵器のボタンを押されないように生き残るというテーマのカードゲーム。

アメリカでは、出資者数22万人、10億円を超える出資を集めたゲームとしても話題になった。

R35という年齢制限のぶっ飛んだイラスト版もあるが、完全にアウト(笑)

No.003『神田川温泉』

(引用:https://www.suruga-ya.jp/)

デザイナー:居椿義久
発売年:2015年
入手難易度:★★★

昔のフォークソング「神田川」をテーマにした聴覚を使う国産アクションゲーム。

1人が石鹸箱の中に指定されたお金を入れて箱を振り、他のプレイヤーはいくら入っているかを当てるという無茶なルールが面白い。

斬新なゲーム性と妙にマッチするテーマ性も合わせて拍手を送りたい作品だ。

No.004『調香師パフューマー』

(引用:https://www.boardgamegeek.com)

デザイナー:Chu-Lan Kao
発売年:2016年
入手難易度:★★

自分の知る限り、1991年に発表されたボードゲーム『香りの痕跡』以来、
25年ぶりに登場した嗅覚を使う台湾のボードゲーム。

25年前は香水がゲームに入っていたが、今作では特殊なカードで香りを見極めるようになっている。

鼻で匂いを嗅ぎ分けるというなかなか体験することのできない珍しいゲームだ。

No.005『フードファイト』

(引用:https://www.boardgamegeek.com)

デザイナー:Matt Hyra
発売年:2011年
入手難易度:★★★★

「大食い」のフードファイトではなく、「食べ物の戦い」のフードファイトをテーマにしたアメリカのカードゲーム。

食べ物を兵士に模したイラストの力の入れっぷりは他の追随を許さない。

ゲームに無くても影響のない、無駄にでかい看板(写真2枚目左上)も最高。

No.006『クレニアム バンパレナ』

(引用:https://www.boardgamegeek.com)

デザイナー:不明
発売年:2005年
入手難易度:★★★★

2016年ベストゲームでも選出された『クレニアム』シリーズのアクションゲーム。

内容は見たまんまで、自分のゴールに玉が入るように板を配置していくだけ。

写真を見るだけで、だいたい何をするかがわかるゲームってスゴい。

No.007『詠み人知らず』

(引用:http://gamemarket.jp)

デザイナー:MYA
発売年:2004年
入手難易度:★★

1人1文字ずつ書いて、回しながら俳句をつくっていくパーティーゲーム。

正直、紙とペンさえあればできてしまうが、これだけのルールでこの面白さを生み出したのはお見事。

だが、内容によっては地雷を踏む恐れがあるので、親しい人と遊ぶのがおすすめ。

No.008『ヴァーティゴ』

(引用:https://www.boardgamegeek.com)

デザイナー:Sylvie Barc & Philippe des Pallières & Yves Fagherazzi
& Juan Rodriguez & Pascal Trigaux & Duccio Vitale
発売年:1990年
入手難易度:★★★★

地球の環境問題をテーマにした人間のエゴが滲み出るボードゲーム。

勝つためには、金を稼ぎ、工場を建てなければならないのだが、金を生み出す工場を建てれば建てるほど、地球の汚染が進み、プレイヤーも苦しくなっていく。

プレイヤー全員が自分勝手に行動すると、あっという間に地球が滅ぶので、ひと味違った協力ゲームとしての側面も見えるところが面白い。

No.009『そんな顔してどうしたの?』

(引用:https://www.amazon.co.jp)

デザイナー:Penelope Taylor
発売年:2016年
入手難易度:★★

写真の動物の顔を真似するというシュールなカードゲーム。

当時、アメリカのある博物館でしか入手できず、入手困難だったが、日本の有志により、普及した。

とてつもなく似ている写真があったりと難易度はそこそこ高いが、意外と気合で当ててもらえたりするのが楽しいゲーム。

No.010『ブライトゥンザライフ』

(引用:http://blog.livedoor.jp/ybyfranken)

デザイナー:YbYゲームズ
発売年:2014年
入手難易度:★★★★

日本が誇る奇才のゲームサークル「YbYゲームズ」の生存競争ゲーム。

イラスト、世界観、ゲーム設計、どれもがぶっ飛んでおり、謎の中毒性がある。

遊んだのは、ダウンロード版(写真2枚目)で、チップの代わりに紙幣を使っていたが、本家(入手困難)はそのチップを全て手彫りしていた(写真1枚目)というから、ただものではない・・・。

 

以上が、ボードゲームソムリエの2016年にプレイした中のキワモノゲーム10選でした。

来年もぶっ飛んだゲームに出会えますように(笑)

ボードゲームソムリエ Naoki

【注意】入手難易度は執筆時のものです。再販・絶版・流通状況により変わります。

Contact

お問い合わせ

お仕事のご依頼やご相談は
「問い合わせフォーム」よりお願いいたします。

ページトップへ