ボードゲームソムリエNaokiです。
コロナの影響もあり、なくなく今月のイベントを全部中止にして、ボードゲームができなくなって少し悲しくなっているのは、僕だけではないでしょう。
そんな中、最近よく聞かれるのが「オンラインとかモニター会議とかで楽しめるボードゲームとかないの?」という質問。
ボードゲーム的には「それ、もはやボードゲームじゃないよね笑」とか「そこまでしてボードゲームやる必要があるかな?」と思ったりすることもあったのですが、想像以上にいろんな方から聞かれるので、「だったら、探してまとめてみるか」と思って、探してみたところ、予想以上に結構種類があることに気づきました笑
なので、今回はズームやスカイプをはじめとするオンラインツールを使っても遊べるボードゲームをまとめてみました。
選抜基準
・同じ場所にいなくても、ズームやスカイプを使ってオンラインでも楽しめるボードゲーム(ルール)
・ボードゲームの売上に多少ながらも影響するため、ここのページでは、細かいルールは割愛させていただきます。
No.001『テレパス会議』
戦略度:★★☆☆☆
運 :★★☆☆☆
難易度:★☆☆☆☆
プレイ人数:3〜8人
お題に対しての回答が誰か1人とだけ同じになることを目指すワードゲーム。
例えば「おでん」がお題だったとして「大根」と答えた時、自分ともう1人だけが「大根」だったら得点が入るというもの。
自分1人だけの回答だったり、3人以上が同じ回答だったときには得点が入らないので、誰と”テレパシー”できるかが肝。
スカイプやズームのコメント機能を使えば、オンラインでもプレイすることができるでしょう。
※他の人の回答を見てから記入することができないように、同時に入力させるなどの多少の管理は必要となる。
No.002『ワードウルフオンライン』
戦略度:★★★☆☆
運 :★★☆☆☆
難易度:★☆☆☆☆
プレイ人数:3〜16人
橋本環奈もハマっていると発言して話題になったボードゲーム(というかアプリの方が人気)。
1人だけ違うお題になっているプレイヤーを探し当てるゲームで、人狼に近いといえば近いが、自分が人狼なのかどうかが誰もわからないため、そういう意味では気軽にプレイできる作品。
超シンプルなルールにもかかわらず、誰でも盛り上がる非常に完成度の高いゲーム。
オンラインでプレイできるサイトも公開されているので、興味のある人はチェックしてみよう。
No.003『マネージャガ』
戦略度:★★★☆☆
運 :★★☆☆☆
難易度:★☆☆☆☆
プレイ人数:10〜50人
日本ゲーム協会が生み出した、うまく数字を連鎖させて高得点を目指すゲーム。
基本的には数字を1つ出すだけで、その出した数字が得点になるのだが、”10以内で連鎖していない数字は得点0”のため、あまり大きな数字を書きすぎると、自分だけ得点が入らないということになりかねない。
そのため、どの数字を出すかが悩ましく、大人数でオンラインでも遊べる貴重なゲームといえるだろう。(個人制作のため、ゲームのパッケージそのものが存在しません)
No.004『パーフェクトアリバイ』
戦略度:★★★★☆
運 :★★☆☆☆
難易度:★★☆☆☆
プレイ人数:5〜20人
2人の共犯者のアリバイを崩すことを目指すトークゲーム。
最初に場所が指定(例えば、銀行)されるので、そこでのアリバイを他のプレイヤーに聞かれないように2人で3分以内に決める(いくらお金をおろしたとか、受付の人はどんな人だったとか)。
その間に他のプレイヤーは、2人のアリバイを崩すためにいろんな質問を考える。3分経ったら、犯人の2人のうち1人を呼び出し、決めた質問を聞く。質問の答えはしっかりまとめておいて、質問が終わったらもう1人にも同じ質問をする。
この質問に対して、2人の証言が食い違っていたら有罪になるし、完璧だったら無罪になるといった感じだ。
尋問されるということがどんなことかがよくわかるゲームで、なかなかの緊張を体感できる作品。
オンラインでやるのは結構細かい配慮が必要だが、その気になれば、一応できるので紹介してみた。
No.005『オンライン人狼』
戦略度:★★★★★
運 :★★★☆☆
難易度:★★★★☆
プレイ人数:5〜20人
一世を風靡した会話と推理を中心とした多人数ゲーム。最近の学生はみんなだいたいやったことがある作品。
嘘を付き続ける、脱落させる、暗黙の掟的な慣習があるなど、ハードルがかなり高いゲームではあるが、友人とやるのであれば、互いに共有できる範囲の中でなら、楽しめるでしょう。
ちなみに個人的には、学生の頃、PCを使う授業中に20名近くの友達と一緒に人狼していたくらいなので、オフラインよりもオンラインの方が向いていると思っているので、これを機にやってみるのもいいのではないでしょうか。
No.006『八百長クイズ』
戦略度:★★★☆☆
運 :★★☆☆☆
難易度:★★☆☆☆
プレイ人数:7〜12人
あらかじめ1人が答えを知っているクイズを行い、そいつが誰だかを当てるゲーム。
「答えを知っている人間」はバレてしまうとペナルティをくらうため、いかに知らないふりをするかが重要。
シンプルなゲームにもかかわらず、妙な緊張感を味わえる作品です。
親を1人決めて進行するゲームなので、オンラインでプレイするのも容易だろう。
No.007『ゴモジン』
戦略度:★★★☆☆
運 :★★☆☆☆
難易度:★★☆☆☆
プレイ人数:3〜6人
漢字2文字とカタカナ3文字で言葉をつくり、親に当ててもらうワードゲーム。
例えば「ライオン」を当ててもらいたいなら「百獣キング」と書いてみたりする感じだ。
持っている人以外は、紙やペンを用意したりするのをはじめ、いろいろと工夫する余地はあるが、オンラインでもその気になれば、プレイすることは可能なので、気になる方はプレイしてみてはいかがだろうか。
No.008『みんなでぽんこつペイント』
戦略度:★★★☆☆
運 :★☆☆☆☆
難易度:★☆☆☆☆
プレイ人数:2〜12人
直線と丸しか書けないという制限の中、うまく絵を描いてお題を当ててもらうことを目指すイラストゲーム。
どんなに絵がうまくても、丸と直線しか書けないこと、また、丸と直線を書いた数が少ない方から先に発表することができるため、絵のうまさよりも別の何かが必要な作品。
こちらも紙とペンが必要だったりと、いろいろと工夫する余地はあるが、オンラインでもその気になれば、プレイすることはできると思うので、イラストを使ったゲームがしたいときはやってみるのもいいかもしれない。
No.009『ボブジテン』
戦略度:★★☆☆☆
運 :★★☆☆☆
難易度:★☆☆☆☆
プレイ人数:3〜8人
最近、テレビでも紹介されて話題になったワードゲーム。
カタカナを使わずにお題を説明して当ててもらうゲームで、基本的には説明だけなので、オンラインでもプレイ可能だ。
シンプルで誰でも楽しむことができるので、幅広い層に人気の作品。
テレビで紹介されたこともあり、プレミアもついているが、何個かシリーズが出ており、基本的なルールはどれも変わらないので、まずは手軽に手に入れやすいものから検討してみよう。
No.010『みんなで本をもちよって』
戦略度:★★☆☆☆
運 :★★★☆☆
難易度:★★☆☆☆
プレイ人数:2〜8人
各プレイヤーは思い思いの本を持つという珍しいゲーム。
基本的には大喜利のような感じでお題(例えば、年賀状に書かれていそうな一文)に対して、適切な文を1分以内に本から見つけなければならない。
純粋にそれが面白ければ勝ちという感じだが、勝敗よりも今までにない感じの本の読み方をするのがとてもユニークな作品。
オンラインでいろんな面白い一文を発表しあうのも面白いだろう。
最後に
他にも、「クイズ!いいセンいきまshow!」や「ドロッセルマイヤーさんのなぞなぞ気分」などもありましたが、以前の記事にて紹介しておりますので、そちらのリンクだけ共有しておきます。
「クイズ!いいセンいきまshow!」は誰でも気軽に参加できるパーティークイズゲームで、「ドロッセルマイヤーさんのなぞなぞ気分」は大喜利に近いなぞなぞゲームです。
興味のある方は以下のリンクからどうぞ。
〜クイズ!いいセンいきまshow!が紹介されている記事はこちらから〜
〜ドロッセルマイヤーズさんのなぞなぞ気分が紹介されている記事はこちらから〜
以上、スカイプやズームでもボードゲームができる!『オンラインでも楽しめるボードゲーム』10選でした。
まさかオンラインでできるボードゲームを紹介する日が来るとは思っていませんでしたが、コロナで自宅待機しなければいけない人も多い中、何かネタがないかと思う人が多いのもわかります(たくさん聞かれたこともありますし)ので、この機会にぜひ、いろんなゲームを体験してみてください。
それではまた(^-^)/
by ボードゲームソムリエ Naoki
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