ボードゲームソムリエNaokiです。
今年、2021年にプレイした数多くのゲームの中から選抜したキワモノゲーム(※)をまとめました。※ぶっ飛んだゲーム
他のおすすめ記事とは違い、ボードゲームソムリエが面白さ以上に「とにかくぶっ飛んでいる(笑)」ことを前提に選んだゲームなので、遊ぶ際はご注意ください。
歴代10選はこちら
2021年ベストゲーム10選
2020年キワモノゲーム10選
2019年キワモノゲーム10選
2018年キワモノゲーム10選
2017年キワモノゲーム10選
2016年キワモノゲーム10選
2015年キワモノゲーム10選
選抜基準
- 2021年1月1日から2021年12月31日の間に遊んだゲーム
- ボードゲームソムリエがぶっ飛んでいると思ったゲーム
- 遊びやすさ、入手のしやすさなどは全く考慮しておりません
- あくまで順位付けのランキングではなく、”10選”になります
N0.001『キャトランティス』
デザイナー:Prospero Hall
発売年:2019年
入手難易度:★★
とりあえず、かわいい猫をテーマにして、「あ、アトランティスとキャットを組み合わせてキャトランティスとかいうタイトル面白くない?」みたいなノリでつくったとしか思えないゲーム(笑)
もうそれだけで出落ち・・・ではないと思わせてくれるかと思ったが、結局は、出落ち感をぬぐえなかったゲーム。
でも、地味にそれなりにゲームをしてる感はあるので、猫好きな人は遊んでみる価値はあるかもしれない作品。
N0.002『クリエイショナリー』
デザイナー:Cynthia Bodin & Bastiaan Brederode & Cephas Howard
発売年:2009年
入手難易度:★★★
あのブランドメーカー「LEGO」がボードゲーム事業に参入したときの作品。
やることは見たとおり、1人がお題カードを見て、制限時間内にLEGOでつくって当ててもらうというもので、純粋に面白そうだし、実際に面白いのだが、まぁ、いかんせん、みんなLEGOで作品を日頃つくってるわけでもないので、テンポが悪いのが目立つゲーム。
さらにお題カードの難易度の差がすさまじく「これ、なんて言ったら正解なの?」みたいなものもあるため、なんかもう、いろいろと惜しい。とはいえ、LEGOでいろいろつくるという体験は他にはないので、興味ある人は一度プレイするのもあり。
N0.003『ソードクラフターズ+拡張』
デザイナー:Ryan Lambert & Chris Neuman (II) & Adam Rehberg
発売年:2018年
入手難易度:★★★
とにかく「カッコいい剣をつくりたい!」という思いをベースにボードゲーム化したであろう作品。
見た感じネタゲーだが、思っている以上には、ゲーム性はある。しかし、拡張が入っていないと、モンスターを倒して得点を稼いだり、最後に剣となる部分を指すことができなかったりと、想像以上に不完全燃焼が出ると思われるゲームなので、このゲームを遊んで満足したいなら拡張必須ではなかろうか。
まぁ、男子ならとりあえずやっとけ!みたいな作品。予想以上にでかい剣が完成するので、完成した達成感は素晴らしい。
N0.004『フリップシップス』
デザイナー:Kane Klenko
発売年:2017年
入手難易度:★★★
パッケージから見たとおり、シューティングゲームをテーマにしたボードゲームなのだが、まさかのおはじきを指で弾いて飛ばして敵のカードに乗っけて倒す協力シューティングゲーム!パッケージから、誰がこんなバカゲーかと予想できただろうか・・・。
しかも、敵を倒すとプレイヤー固有のいろんな能力をもらうことができるし、敵も◯◯にあたっても攻撃は無効化だの、突進してくるスピードが違うだの(放っておくと地球に神風特攻してきてダメージとなる。HPは20で0になると負け)、無駄に(褒め言葉)バリエーション豊かでとても盛り上がって素晴らしい。
最後はマザーシップ(写真の一番右の無駄にでかいやつ)がせめてきて、その中に弾いておはじき入れろとか無理難題ふっかけてくるのも最高(ちなみに倒せないと強制負け)で、思い切りの良さが素晴らしいバカゲー(しかも無理だと思ってたのに、無駄にうまくなって奇跡的にクリアした笑)。
N0.005『Dr.野口っち』
デザイナー:Kane Klenko
発売年:2017年
入手難易度:★
奇想天外なボードゲームをだしまくるサークルの推理ゲーム。まず、このゲーム、顕微鏡(写真の黒い物)をつくるところから始まる・・・。
そして、この顕微鏡、必要かどうかと言われれば、一応必要なのだが、木製で特別な形をしているため、同人なのにわざわざこのクオリティのコンポーネントを導入するのってすごいとか通り越して、何考えてるの?と聞きたくなってしまうレベル。
もはや、狂気のレベルなのだが、この狂気が癖になって、このサークルの作品をなんだかんだいろいろ集めてしまっている自分がいます(笑)。どの作品も、ルールが難解なのが弱点だが、それをふまえてもボードゲームの新しい道を切り開いてくれることに期待してしまうのであった。
N0.006『でっけぇ馬鈴薯』
デザイナー:Doris Matthäus & Frank Nestel
発売年:1989年
入手難易度:★★★★
環境問題をゲームシステムに組み込んだ最初の作品と言われるボードゲーム。
某サイトのレビューで「遊んでるじゃなくて、仕事しているみたい」という強烈な感想が脳裏をよぎりながらプレイしたが、たしかに細かい計算を書面でやるプレイ感はたしかにそう感じさせなくもない。
それよりも、ゲームバランス大丈夫か?と思わせる様々な価格設定の方が衝撃で、さらにそこに無慈悲なイベントカード(ちなみに初プレイはやらないほうがいいよという注意書きもある)がぶちこまれていくのは、過去の厳しいゲームバランスを体感できる時代のありがたみなのかと錯覚してしまうほどの作品。
正直、環境ゲームの軌跡をたどりたい人かマゾ自慢の人くらいにしかおすすめできないが、その尖り具合がユニークなゲーム。
N0.007『FLY』
デザイナー:Chris Handy (I)
発売年:2015年
入手難易度:★★★
アドルングというタバコくらいの箱でしかゲームをつくらないマジキチメーカーがあるのだが、なんと、それ以上に小さいガム箱程の箱でゲームをつくりまくるというヤバすぎることをし始めたメーカーの一作。
そんなゲームをほぼ全種輸入して全訳してやろうとする自分もどうかと思うが、まぁ、カードの大きさが限られる(というか、このカードのゲームをほとんど見たことがない笑)ので、どれもいろいろな意味でやばい作品が多い(だが、その心意気に惹かれてゲームをしているのだから良いのだ)。
そんなガム箱ゲームだが、その中で一番衝撃的だったのがこのゲーム。なんと、並べられたカードに描かれているハエに向かって、上からカードを落としてハエの上に重なったら得点というのをただ繰り返すだけのゲームだ(ちゃんと高さをガム箱を利用しているのがなんかいい)。ゲーム内容が面白いとか、もう別次元でなんか笑っちゃうゲーム。いろんな意味で拍手!
N0.008『ウェイストランド・エクスプレス・デリバリー・サービス』
デザイナー:Jonathan Gilmour & Ben Pinchback & Matt Riddle
発売年:2017年
入手難易度:★★
マッドマックスの世界観、長いタイトル、見るからにヤバそうなパッケージと、色々揃ってるボードゲーム。人気ゾンビゲーム「デッドオブウィンター」のデザイナー陣が手掛けたことで話題になった。
とにかく入っているコンポーネントの数がすごすぎて、久々に心が折れそうになったし、これを片付けるための整理術が過去片付けたボードゲームの中でトップクラスに面倒くさかったのが特に印象的(もはやゲーム内容ではない笑)。
ゲームとしては、ここまでのコンポーネントを使うだけあって、比較的自由度高めなピックアンドデリバリーだが、ゲームの序盤は真面目にせっせとモノを運んで金を得るのに、途中から「片っ端から襲って強奪したほうが早くね?」と思ってしまう自分がいた。なぜ、どの世界にも強奪するやつがいるのか?の心境的な変化を体験できるという意味では貴重な作品なのかもしれない。
N0.009『う〜っ「まん防」!』
おまけゲームのため、パッケージは無し。
デザイナー:Toryo Hojo
発売年:2021年
入手難易度:★★
毎度毎度、時事ネタをテーマにゲームを即興でつくりあげるデザイナーの一作。毎度毎度、無駄に(褒め言葉)完成度が高い。
ルールは単純でサイコロを2個振って、どちらかを選んで効果を発動(基本的に相手の感染者数を増やす)。マス目を超えてしまった方は負けの我慢ゲーム。
無駄に(褒め言葉2回目)イベントが凝っていて「聖火リレーとかGotoトラベルとかが発動すると、日本はどうなるのか」がシミュレーション的に体感できるので、そういう意味では一度遊んでみるのもありなのかも・・・と思ってしまう感覚に陥るゲーム(笑)
N0.010『ぐらぐら牧場』
デザイナー:Brigitte Pokornik
発売年:2009年
入手難易度:★★★★
これまた、なにやら、やらかしてくれそうな牛さんが目立つパッケージのボードゲーム。
言ってしまえば、子供向けのバランスゲームで、無駄に完成度の高い牛のおもちゃが倒れないように積まれたタイルをとっていくだけのゲームなのだが、牛の後ろ足は固定されておらず、この絶妙な立ちバランスが全てのゲーム(笑)
一応、とったタイルの花が得点になっているのだが、どう考えても初手が有利だし、とったタイルが1〜3点で3倍もの得点差があるし、もう、勝敗がどうのこうのより、牛がしずかにゴロンと倒れていくのをひたすら笑うゲームといっても過言ではないだろう(笑)
以上が、ボードゲームソムリエの2021年にプレイした中のキワモノゲーム10選でした。
今年もなんだかんだでぶっ飛んだゲームに出会えてよかったです。
そして、来年もぶっ飛んだゲームに出会えますように(笑)
by ボードゲームソムリエ Naoki
【注意】入手難易度は執筆時のものです。再販・絶版・流通状況により変わります。